【想定外!】ゲーーーッ!この出費は痛すぎる・・・

車の故障平穏な日々が続いていた10月。 収支も安定していてなかなかいい感じだな~と思っていました。 ですが・・・そんな簡単に10月は終わりそうにありません・・・。 ゲーーーッ!動かないじゃん!! 何の前触れもなくやってきました。 […]

都会で車は必要か? 公共交通、カーシェアリング、レンタカーの「損益分岐点」を検証

まずは、マイカーにかかる費用を計算



自家用に車を購入して、10年使うとしましょう。

自動車本体200万、車検代1回10万が2年に1回、自動車税が毎年約4万、任意保険加入が年払いで3万、それに駐車場代が毎月1万とします。

200万 + 10万 × 4回 + 4万 × 10年 + 3万 × 10年 + 1万 × 12か月 × 10年で430万

になるので、1年あたり43万、月当たりにして約3万5,000円の維持費がかかっている計算になります。これにガソリン代がかかってきます

・ 今回は燃費を1リットル当たり10キロ計算
・ ガソリン代は130円と仮定
・ 毎月ガソリンを5,000円
・ 距離にして毎月350~400キロ移動する前提


で計算していきます。

この走行距離は平日のみ毎日、つまり月に約20日、片道約10キロ、往復20キロ以内の移動ができるものです。

また、休日だけの場合は週1回、月に4回片道50キロ、往復で100キロ以内の移動と同様です。

ただし、自宅などで駐車場代がかからない場合、車の維持費は2万5,000円となりますし、軽自動車や中古車などで車の代金が安くなればかかる費用はさらに安くなります

この前提で、公共交通と、カーシェアリング、レンタカーではどこに損益分岐点があるか考えてみましょう。


カーシェアリングを利用する場合を試算

最近注目を集めているカーシェアリングを、平日のみ毎日、つまり月に約20日、1回につき1時間借りると約1万7,000円、これが買い物などで1回2時間を20日とすると約3万3,000円となります。

平日のみの使用で1回2時間以上は長い目で見ると車の所有と変わりません

また、毎週末1回、半日の外出で車を利用するとします。

合計で月4回、1回につき12時間借りると大手(タイムズ)の場合、月の合計で約3万5,000円です。

休日のみしか使わない場合でも、月4回半日以上の外出があれば、車の所有とかかるお金が変わりません。このあたりが損益分岐点と言えそうですね。

短時間利用と長時間利用を半々にして試算


組み合わせを変えて、短時間利用と長時間利用を半々にして試算してみます。

1時間の利用を月10回で約9,000円、休日などの長時間利用(12時間)を月2回で1万8,000円とした場合、合わせて2万7,000円となります。

これが、月10回の利用が2時間となると1万7,000円で、月2回12時間の利用料1万8,000円で、合わせて3万5,000円となります。

このように何回何時間利用するかで変わってきますので、ご自分のライフスタイルを考えてみるといいでしょう。

子どもに習い事をさせる場合、特に小学生以上になれば帰りの時間が遅くなったり、通う教室が遠くなったりするものです。

送迎などで、週2回(往復別々で週4回)月計16回、1回30分以内の利用となると約7,000円になります。

カーシェアリングやレンタカーの場合、距離ではなく、車が自宅、もしくは返却先に戻るまでの時間がどれくらいになるのかが大切です。

週末に4回以下の半日を越えない遠出の場合には自家用車と変わらない価格にはなりますが、これに加えて平日にも送迎やちょっとした買い物で使う場合はやはり自家用車に軍配が上がると言えそうです。

逆にそこまで車を使わない場合は、カーシェアリングやレンタカーがおすすめと言えます

※今回の試算にはカーシェアリングの場合の月登録料1,080円を含む。


都会での移動、やはり最安は公共交通



公共交通の場合も合わせて比較してみます。

電車などで、直線距離にして10キロ圏内の場合、

【東京の場合】
品川から二子玉川までは、平日(20日)毎日往復しても、360円 × 20日 × 2(往復)で1万4,400円

です。通勤定期を利用すれば1か月1万1,270円です。

【大阪の場合】
梅田から伊丹までは、240円×20日×2(往復)で9,600円

【北海道の場合】
札幌から大麻までは、260円 × 20日×2(往復)で1万400円

となります。

ただし、一緒に移動する人が多い場合は車の利用に軍配が上がります


結果は

子どもが小学生未満で、月に2回ほどの車のお出かけ


であればレンタカーで十分と言えるでしょう。

また、タクシーの場合は2キロほどの移動範囲であれば1回1,000円としても35回、月に往復で17回利用できます。

高齢になった親の運転が心配な場合は、タクシーの方が安くなる場合があることを教えてあげたらよいでしょう。

車は使わないなら、持っているだけで維持費がかかります

レンタカーやカーシェアリングであれば、月の使用回数が少なければ少ないほどお得と言えます。

都市においては公共交通も発達しているので、一番安く済ませることができるのはやはり公共交通と言えそうですね。(執筆者:小柳 結生)

車の所有は本当に損なのか? 自家用車の貸し出しサービス登場を踏まえ、「所有 vs カーシェア」論争が再勃発。

「車を所有すべきか否か!」

車所有論争は賃貸持ち家論争と並ぶ、2大盛り上がる論争です。



結局は「どちらもメリットデメリットがあるから好きなほうを選べばよい」という結論に落ち着くのですが、「車は所有すべき派」にとっては大きな援護射撃となる「自分の車をシェアする」サービスが登場しました。

今回はこの仕組みを使った上で、「車を所有すべきかどうか」を費用面から検証してみることにします。


自家用車をシェアするサービスって?

シミュレーションする前に自家用車をシェアするサービスを簡単にご紹介しますね。



≪画像元:Anyca


Anyca(エニカ)は、Denaが提供している自家用車シェアシステムです。

シンプルに言うと、自家用車を人に貸したい人と借りたい人を結びつけるサービス。

貸したい人 = オーナーは、貸した日数に応じた金額を受け取ることができます

例えばトヨタのプリウスの場合、1日当たりの料金は3,000円から5,000円程度です。

オーナーが受け取ることができる金額は、「1日料金 × 利用した日数 – 手数料10%」になります。

ユーザーは、オーナーに支払う日額料金の他に、自動車保険代を1日当たり1,800円負担することになります

ほとんどの場合、ガソリンも使った分だけ補給しなければなりません

エニカの統計によると、23区内で月に1度以上シェアした経験のあるオーナーの平均受け取り金額は2万5,000円だったそうです。

「今日は車を使わないよ」という日が多い場合は、このシステムを使えば車のランニングコストを軽減できそうですね。


車をシェアしながら所有する場合 VS シェアとタクシーで車を所有しない場合

検証するために登場してもらうのは人気のトヨタプリウスです。

東京に住む家族が、プリウスを新車で購入してシェアする場合と、車は所有せずにシェアとタクシーを利用する場合で比べてみます。

どちらも毎週末は車でレジャーを楽しみ、平日の通勤や近場のお買い物はほとんど車を使わない設定

にしました。

平日に車を使うのは「急な病気」や「重たいお買い物」だけです。

プリウス 10年乗る場合(年間6,000km月に500km走行)


プリウスを新車で購入した場合、10年間にかかる費用の総額を計算しました。

・ 取得時総額 299万6,314円
(トヨタ公式サイト見積価格:プリウスSスーリングセレクション本体にカーナビ、オーディオ、諸費用込み)

・ ガソリン代 28万5,440円(プリウスの燃費が27㎞、ガソリン代は128円で計算しました)

・ 車検 4回 20万(重量税自賠責保険以外の費用)

・ 自動車税 35万5,500円

・ 重量税  5万2,500円(減税適用あり)

・ 自賠責保険 93,010円(初回車検分は取得費に含む)

・ 自動車保険 37万(20等級10年で計算)

・ 駐車場代 300万円(月2万5,000円で計算)

・ タイヤ代 10万円

・ メンテナンス費用 20万

総額765万2,764円

シェアした場合の収入月額1万7,500円、10年で189万円

段々古くなり、シェア単価が低下することを考えて10年間平均1日3,500円で月に5回借りてもらえる場合で計算しました。

シェア収入からシステム使用料10%を差し引いています。

Anycaの統計では月々2万5,000円になりますが、このシミュレーションの場合、週末はレジャーで自分たちが車を使うため平日のみのシェアとなることから、シェア収入を低く設定しました。

総額765万2,764円 – シェア収入189万円 = 576万2,764円


シェア & タクシーの場合

毎週末プリウスをAnycaで借りて、急病の時や重い買い物時だけタクシーを使う前提で計算してみます。

プリウスを月に8回Anycaで借りる

・シェア費用 3万8,800円

1日4,850円×8日 東京でシェアされているプリウス10台の平均額です。

・保険料 1日1,800円×8日=1万4,400円

・ガソリン代 400㎞ 1,896円

タクシー 通院や大きな買い物の際に週に1度程度 月5,000円

合計5万9,148円

10年 709万7,778円


10年分の総額の差は?

それでは結果を比べてみます。

・ 所有ししてシェアした場合の総額 576万2,764円

・ シェア8回 & タクシーの総額 709万9,148円


毎週末車を借りて、お出掛けするレジャー好きタイプのご家庭はシェアよりも所有したほうが133万6,384円お得になりますね。

せっかくなので8回以下の総額もチェックしてみましょう。

一体どれくらいの使用頻度であれば所有したほうがお得になるのでしょうか。

借りる頻度


・1日 総額142万6,444円
・2日 総額225万2,889円
・3日 総額307万9,333円
・4日 総額390万5,778円
・5日 総額473万2,222円
・6日 総額555万8,667円
・7日 総額638万5,111円

月に7回以上借りるのであれば、所有したほうがお得になることが分かりました


まとめ



最後にもう一度結果をおさらいしておきましょう。

・ 車を所有してシェアした場合の10年間のイニシャルコスト & ランニングコスト総額 576万2,764円

・ 車は所有せずシェアやタクシーを利用した場合の10年間の総額

月に8回借りる場合 → 709万7,778円

月に4回借りる場合 → 390万5,778円

毎週末2日間は遠出や遠方のお買い物を楽しむ、というご家庭はシェアよりも所有したほうがお得ですが、月に数回遠出をする以外は近場で済ませるというご家庭は、シェアしたほうが良さそうですね。

車を所有するかどうかを判断する際の参考にしていただけるとうれしいです。

ちなみに、私のように超地方都市在住の場合は、通勤に車が必須な上にカーシェアなんてハイカラなことをしている人が皆無なので、「1人1台所有する一択」です(笑)(執筆者:平林 亮子)