家賃

同じマンションで「退去」が出た時が「家賃見直し」の絶好のチャンス! 大家さんがこっそり教える家賃交渉術

年があけ、1月も後半に差し掛かりました。

ひと月もすれば、転勤や異動、卒業など、門出の季節を迎えることになります。

それに合わせて増えるのが引っ越しの件数。不動産投資の世界では、繁忙期を迎えることになります。

引っ越す人が増えるこの時期、引っ越しの予定がないあなたに訪れるのが、家賃見直しのチャンスです

なぜ、春がそのチャンスなのか、これから詳しく解説いたします。





他の部屋の家賃、気になりませんか?

同じマンションの他の部屋の家賃を気にする人は、案外少ないのではないでしょうか。

大家の自分としては、そのことをとても意外に感じています。

同じ間取りの他の部屋の家賃と比べて、自分の部屋の家賃の方が高いと知ったら、家賃交渉をしてくるんだろうな… 覚悟はしているものの、私自身がそのような経験をしたことは一度もありません。

つまり、入居者さんは他の部屋の家賃に思いの外、無頓着なのです。

もしくは、部屋によって家賃が違うなんて夢にも思っていないという可能性もあります。

しかし実際は、同じ間取りでも部屋ごとに微妙に家賃が違うことがあります

むしろ、そのようなケースの方が多いと言ってもよいかもしれません。

同じオーナーが所有している物件なのになぜそのような現象が起こるのか、入居者さんにとっては不思議ですね。

ただ、さすがマネーの達人、寄稿者の中にこの交渉術を実践している方が1名いらっしゃいました。

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引っ越しが多いということは…

ある場所を引き払って他の場所に移り住む、これが引っ越しです。

つまり、もともと住んでいた場所は、空室になってしまいます。

そしたら大家さんはどうするでしょう? 次の入居者さんを募集しますよね。

そのタイミングが、他の部屋の入居者さんにとっては大きなチャンス

退去した部屋があることを知ったら、スーモやアットホームなどの不動産ポータルサイトで、その部屋の家賃など募集条件をチェックしてみましょう。

同じ間取りなのに自分の部屋の家賃の方が高い場合は、家賃の交渉をしてみることをおすすめします

大家にとっては合理的な説明が難しいでしょうから、交渉がまとまる可能性は高いと言えます。

ただ、自身の部屋には高級な畳が使われているなど、他の部屋と比べてアップグレードされている箇所があるような場合は、それを理由に断られてしまうこともあります。


退去のたびに、募集条件をチェックすることもお忘れなく



他の部屋の家賃は、春でなくてももちろん知ることができます。

退去は1年を通して発生し得るので、常に自分が住んでいるマンション・アパートでの引越しには、目を光らせておくとよいでしょう

退去のたびに、募集条件をチェックすることもお忘れなく。

また、優良な入居者であることも、交渉を成功に導くポイントです。

ゴミ出しのルールを守ったり、決められた日までに家賃を振り込んだり、入居者としてごく当たり前の責任を果たすだけでも、大家に対する印象は随分違うはずです。

そして、交渉の際は低姿勢かつ丁寧に。お願いする立場であることを忘れないようにしましょう。(執筆者:内田 陽一)

入居中の家賃を合計1万下げてもらった筆者直伝「引っ越さなくても家賃を下げる方法」 お試しあれ!

毎月絶対出て行く固定費



その中でも住居費は、多くのご家庭で大きな金額を占めているのではないでしょうか。

持ち家ならば、住宅ローンを見直すことで削減も可能でしょうが、賃貸で節約となると引越し…しかないとあきらめてはいけません。

今回は現在お住まいの住宅家賃を減額する方法をお教えしましょう。


ココだけの話ですが…

筆者は実際、賃貸マンションの家賃から5,000円を2回、合計1万円減らすことに成功しています。大きいです、年間12万の節約です。

さらに、エアコンは2回、サッシも我が家だけ二重サッシに変えてもらってます。もちろん、クレーマーではありません。


交渉前に3つのチェック

交渉前に、ちょっと振り返ってみてください。

1. 毎月の家賃は滞りなくきちんと支払っていますか?

2. 通路など共用スペースを塞ぐ、ゴミの分別をしないなど、大家さんや他の住人に迷惑をかけていいませんか?

3. 例えば上の階から水漏れなど建物に不具合が起こったとき、大家さんや管理会社からの依頼には気持ちよく協力していますか?

家賃交渉をするならば、社会生活をする上で基本となる決まりはきちんと守っていること、トラブルを起こしていないなどは大前提です。


空き部屋がでたら、チャンス到来!

では質問です。
お住まいのマンション、アパートは全て満室ですか?
空室があったら、チャンスです。

家賃交渉できるか調べてみましょう。

ほとんどの賃貸物件は不動産業者を介して募集をかけており、その物件がいくらで貸し出されるかは、賃貸情報サイトで簡単に検索できます



自分が支払っている家賃より安く掲載されていれたら、交渉開始!


管理会社に連絡です。ここでのポイントは
大家さんに直接連絡するよりも、物件を管理している会社に話すほうがスムーズに進む
と、経験から思われます。

お願いしたいあなたにしても渋りたい大家さんにしても、管理会社というプロがワンクッション入ってくれるほうが、お互い言いやすく納得できる解決策を的確に下してくれるでしょう。

「下げて当たり前」的な高飛車な態度はいけません


管理会社にありのまま、自分はいくら払っていていくらで募集がかかっているということを言ってOK。

あなたがよい住人であればあるほど、大家さんも管理会社も、空室のリスクより家賃を下げても住み続けて欲しいわけです。

居住期間が長ければさらにあなたへの信頼度は高まる上に、物件自体の相場価格も借りた当初より下がっていることから交渉が成功する確率は高まるでしょう。

また、交渉する時期も人の移動が多く入居が見込める1月~3月は避け、引越しシーズンが落ち着く7月以降の方がおすすめです。

但し契約書に「家賃の増減は行わない」と記載されているような場合は、家賃減額は難しいです。


キーパーソンは、大家さんに加えて管理会社も

筆者の場合、エアコンや二重サッシなどの設備改善についても、こちらからは一切変えて欲しいとは言ってません

・ある程度築年数が建っている物件であり、今後のためにも新しい付加価値が必要であったこと

・管理会社が住宅建築なども行う不動産会社だったため、工事への知識があり、段取りがつけやすかった

ということがあったかもしれません。

物件を管理している会社とは、家賃交渉だけでなく設備の不具合などでも、折衝を行う場面が多くあるでしょう。



人柄も大切


媚びる必要はありませんが、無愛想や横柄な態度はNGです。

家主さんも含めてそこに暮らす人がお互いに気持ちよく暮らしてこそ、「快適な我が家」に結びつくのかもしれません。(執筆者:吉田 りょう)