家計見直し

家計簿はつけた方がいいの?毎月残高だけ記録する「残高家計簿」が家計管理の第一歩|無料PDFダウンロード

残高家計簿

家計管理や節約というとまず「家計簿はつけた方がいいの?」という疑問が出てくると思います。 毎日の収入も支出も家計簿で把握して、毎月貯金をしっかりしたい・・・でも、家計簿は三日坊主で続かない。 我が家もそうでした。 そこで […] ・・・続きを読む

お金がたまらない家には「デッドストック」が多い(2) 衣類の在庫をチェックしてムダな支出を防ごう

かつての我が家は典型的な「お金がたまらない家」でしたが、子供の大学進学を機に大幅な家計の見直しを行いました。

その際に家の中をチェックしたら、いつ買ったかわからないデッドストックが山ほどありました。

その1つが「衣類」です。

今回は筆者の経験をもとに、衣類のデッドストックが家計を圧迫する原因と、その対策についてお話しします。




お金がたまらない我が家には衣類のデッドストックが山ほど

我が家の家計が苦しくなり家計を見直し始めた頃、重複買いによるむだづかいなどが原因となる「家の中のデッドストック」を全てチェックしました。

すると、衣類のデッドストックが収納を圧迫するほどあり、自分がいかにむだづかいをしていたかを思い知らされました。

衣類がデッドストック化しやすい理由はいくつかあります。

1. サイズが合わなくなった
2. 流行行遅れになった
3. 安さにつられてよけいなものまで買った
4. 家にあるものと同じものを買った(重複買い)

上記のうち、特に3と4についてはちょっとした注意で防ぐことが可能です。

にもかかわらず、筆者はまったくそのことに注意を払わなかったため、結果として衣類のデッドストックを増やし、知らないうちに家計を圧迫していたわけです。


我が家が衣類のデッドストックを作ってしまった理由

我が家が衣類のデッドストックを作ってしまった最大の理由は、安さにつられてつい余計なものまで買ってしまった点にあります。

特に危険なのが次の2つでした。

● バーゲン
● ファストファッションのお店(ユニクロ・しまむらなど)


良いものが格安で買えるバーゲン会場ではいやがおうにも購買意欲が高まり、「今買わないと損」と錯覚してしまいます

その結果、ついいらないものまで買ってしまいがちなのです。

また、ファストファッションは1,000円でおつりがくるような価格のものが多いため、やはりつい余計なものまで買ってしまい、結局着ないままデッドストック化しやすくなります




重複買いの理由は「家に何があるかを把握していない」こと

家にある衣類と同じものを買ってしまった原因は、

「家に何があるかを把握していない」

ということです。

特に我が家の場合、収納スペースが豊富にあったことが裏目に出ました。

収納スペースが多いと不要なものがたまりやすく、在庫を確認しづらくなります。

その結果収納スペースにしまい込んだものと同じものを買ってしまうことがよくあったのです。

その結果、着なくなった衣類が膨大なデッドストックとなってしまいます。


デッドストック対策

(1) 衣類の分類と整理を行った


デッドストック化した大量の衣類を前に、筆者は考えました。

まずは今使えるものがどれだけあるかを確認しなければならない。」

そこで、自分の中で以下のルールを作り、手持ちの衣類を分類しながら整理しました。

処分

・ サイズが合わなくなった衣類
・ 明らかに流行が古い衣類

保留

・ 2シーズン以上着ていない衣類

保管

・ 毎シーズン着ている衣類
・ 礼服
・ その他必要だと思う衣類

なお、分類の際はあえて買った時の価格を意識しないようにし、あくまでも「今後も着られるかどうか」で判断しました。

その後、「処分」に分類した衣類の全てと、「保留」と分類したうち3年以上着ていない衣類をすべて処分することにしました

また、衣替えのシーズンには必ず手持ちの衣類をチェックし、必要に応じて整理する習慣もつけました。

その結果、同じアイテムを重複買いすることがほとんどなくなりました。


(2) 衣類を買う前に必ず在庫チェックする習慣をつけた


もう1つ、デッドストック対策として行ったことがあります。

それは、新しい衣類を買う前に手持ちの衣類をチェックすることです。

特に留意した点は「手持ちの衣類とどうコーディネートするか」です。

また、筆者は新たに買うものの予算の上限も決めました

すると、バーゲン会場などに行っても必要以上の買い物をしなくなり、衣類にかける費用を減らすことができました。




衣類のデッドストックを作らないためにはこまめな在庫チェックが必要です

かくして我が家は、家計を圧迫する原因の1つである「衣類のデッドストック撤廃」に成功しました。

しかし、今後もデッドストックを作らないためには

継続して在庫チェックを行い、必要に応じて衣類を整理し続ける必要がある


ことも痛感しています。

そのため、面倒でもシーズンごとの衣類の在庫チェックや新たに衣類を買う前の予算の検討を怠らず、これからもむだづかいの原因となる衣類のデッドストックを防ぎ続けることを心がけたいものです。(執筆者:大岩 楓)

【固定費のスリム化】「固定費はどれも削れない」という方へ、今すぐ削らなくても大丈夫なんです。

家計の見直しをするとき、支出削減にいちばん効果的なのが固定支出のスリム化です

固定費とは、住居費や保険、教育費、通信費など、出費が決まっているもの。

毎月必ず出ていく出費ですから、一度改革をすると効果が自動的に続きます

食費や光熱費などの変動費で細かい節約をするより、ストレスフリーで効果が大きいのはいうまでもありません。

しかし、たとえば住宅ローンの借り換えや保険の見直しなど、固定費の見直しには手間がかかり簡単に実行できないことが多くあります。




固定費はどれも削れない…ってありがち

「家賃が安いところに引っ越して、子どもの習い事は整理して、趣味のスクールもやめてはいかがですか?」

そうアドバイスされても、さまざまな事情があってどれもできないという場合がありますよね。

通勤や通学などの事情でしばらく引越しできなかったり、携帯は契約期間満了までまだ期間があるなどの理由で、いま見直せる固定費が一つもないとがっかりすることもあるでしょう。

わたしも、貯金ができなかったころから節約情報や貯金テクはよく読んでいましたが、家計診断などの記事を読むと必ず出てくるアドバイスが固定費削減なので「うちにはムリだわ」とあきらめてばかりでした。

さらに

「貯金ができない人は、支出を削れない理由を並べるだけで動かない」

という指摘もグサグサと胸に刺さって落ち込むばかりでした。

ですが、ムリだからと切り捨てていては何も状況が変わらないので、今じゃないけどいつならできるというふうに意識を変えたところ、数年後には毎月の貯金額が着実に増えていく家計に生まれ変わったのです。


今できないけど、いつならできる・いつからやるのかハッキリさせる

たとえば、携帯の契約満了のときに格安スマホに変える予定の場合、頭の中では「1年後には1万円安くなるからその分貯金する」と思い描いているとします。

ここでおすすめしたいのは、それをちゃんと書き出して

「いつからいくらの貯金ができるようになるから年間いくらたまる」

ということを見える化することです。

すると不思議と、ぼんやり思い描いている未来が具体的な貯金計画となり、実現に向かう気持ちがスタートします

日付と金額が明記された計画表があると、その通りに進んでいないとくやしい気持ちがわきあがるので確実な行動につながりやすいのです。

なお、書き方は自由。ノートに走り書きでもいいし、エクセル表を作って未来の貯金簿として眺めるのもよいですね。

ノート書き出し例


1.息子幼稚園4万円 2020年3月まで → 2020年4月から年間48万円たまる

2.娘スイミング7,000円 〇級合格で終了 → 2019年11月から年間8万4,000円たまる

3.携帯2台1万6,000円 2018年1月契約満了 → 2018年2月から格安スマホ2台6,000円にして年間12万円たまる


そして予定の時期になったら、計画通りに淡々と固定費の見直しを実行するのみです。

さらに、10年後や子どもが進学する年など、少し先の未来に貯金がいくらたまっているという皮算用の貯金額を書いておきましょう。

ときどきその金額を目で見てイメージすることで、目標に近づきたいという決意を新たにできます。

今はムリでも、時期が来れば必ずためられると分かっていれば心が安定しますよ。




貯金計画があると浮いたお金をほかに使おうとする抑止力になる

たとえば、私立幼稚園に通っていた子どもが公立小学校に進学すると自動的に何万円もの固定支出がなくなります。

すると、ついその浮いた分で習い事を増やそうかなんて思ってしまうかもしれません。

そんなときにも、固定費削減後の貯金計画を確認することで「いやいや貯金にまわすと決めてたよね」と冷静になり慎重に検討することができます


ビジョンがあるとタイミングを逃さない

自動車保険の更新や携帯の契約など見直すタイミングが決まっている場合も、しっかり書いておけば準備がまにあわなかったり忘れていて時期を逃がすということを防げます。

また、夢は紙に書くことで実現するといわれています。

それは決しておまじないではなく、書いて可視化することで脳に働きかけ、準備に動き出すからではないでしょうか

まして、今回は5年後に1億円などと非現実的な夢を書いているわけではありません。

かかっている固定費の削減が「今」できないけど「いつ」ならできるという予定をはっきり記しておくというだけです。

「固定費の見直しが今できないから貯金も増えない」とあきらめて思考停止するのではなく、ちょっと意識を変えるだけでよいのです。

いつなら見直しできるのか。

そして、実行したらいくら貯金ができるのか。

未来の貯金額を見てモチベーションをあげ、固定費削減できるタイミングがきたらガッチリ貯金額を増やすようにしましょう。(執筆者:野原 あき)