トラブル

「ジモティー」ユーザーが感じた、トラブルのないスムーズな取引のために出品時に心がけること。

地元の掲示板「ジモティー」


≪画像元:ジモティー


ジモティーの特徴は、何と言っても利用料が無料なことです。

そして地元の掲示板というコンセプトにあるように
住んでいる地域でやり取りでき、直接の受け渡しが可能であるため、売るほうも買う方も送料など余分なコストを負担せずに取引できる
ことが魅力です。

気軽に利用できるという魅力の反面、売りたい・譲りたい場合には注意も必要です。

実際に使っている筆者が上手な利用法と注意点を紹介します。
 

時間だけを奪う「ひやかし」がいる

ジモティーを利用していて感じるのは、入札などの確約ではなくチャットのやり取りとなるので、
「購入します!」
「ぜひ譲ってください!」
と言っておきながら連絡が来なくなることの多さです。

以前はヤフオクなど、他のオークションサイトを利用していたから思うことかもしれませんが、「確約」が口約束になりがちです。

もちろん、ジモティーのサイトでは

・ 履歴が残る

・ 受け渡し予定者という「確定」ボタンを使うことができる

と、なっていますが、1週間も連絡がこず、その後催促しても音信不通となってしまった方もいます。

買いたいからと値引き交渉しておいて、値引きをしたにもかかわらず「検討します」と去っていく人も多いです。正直、時間を奪うだけの「ひやかし」だと感じました。



時間的ロスを最小限にするために


このような時間的ロスを防ぐには、きちんと詳細を本文で伝えることがとても大事です。

商品の説明はもちろん、
「値引きはしません」

「連絡が一定時間取れなくなった場合は、他の方に譲ります」

「取引日時と場所の指定で確約となります」
といった取引のルールも明記するとよいでしょう。


常識のない「値下げ交渉」がある

利用する年齢も多様なので、まだマナーのなっていない学生さんなども取引に参加されています。
「学生なのでお金がないので安くしてください」

「学生なので車がないので、取引場所を優遇してください」
と言う話をしてきたりされる人も実際にいました。

友達とのメール感覚


返信が40分ほどないだけで、
「返信ぐらいいただけませんか」

「今日中にご連絡がなかった場合通報します」
などといった脅しに近い連絡をしてこられる方もいます。

お渡しする約束をしてしまった後なので、相当気分が悪くなりつつも引き渡しましたが、個人の間のやり取りですので、脅迫をほのめかすような方にはお断りしてもよかったのかなと思います。



脅迫や自分本位なやり取りはブロック


あまりにもマナーが悪いと感じた場合は、最終手段としてジモティーの「ブロック」という機能を利用しましょう。

しつこい値引き交渉をしてくるような方の場合でも、ご意向には添えませんと連絡し、さらに「ブロック」することも可能です。

取引ルールの明記は有効


「24時間以内の返信は心がけますが、すぐの返信は出来かねます」などの事前表記は効果的です。

値引きに応じる場合にも
「しつこい値引き交渉をされる場合はブロックいたします」

「すぐに購入していただける場合には値引きに応じます」
などと、きちんと条件を記載し、線引きすることが肝要です。


「郵送希望」も多い

ジモティーでは、基本的に地元でのやり取りがメインで、商品掲載画面の右上には
「価格」
「ジャンル」
「投稿者」
「取引き場所」
が掲載され、受け渡しは売主が住んでいる地域、もしくは指定した地域です。

しかしながら、地元の取引を越えて、郵送で送ってくださいという問い合わせも多いのが現状です。

取引前に郵送の確認をする


郵送でと初めから言われるのであれば、まだ良心的なのですが、購入希望を伝えてOKを出した後に、送料を問い合わせされ、送料の価格が意向に合わず断りを入れてこられることもあります。
売主の住所地域はわかりますし、譲ってもらうものがわかれば、送料が推測できるにもかかわらず
です。

このように、他のオークションやネットフリマと同じとみなして問い合わせをしてくる方も多くいるので、郵送が可能なのか、その場合はいくらなのかなどの説明も行っておくと手間を省けます。




「取引場所変更」もある

基礎情報で「取引き場所」が〇〇区、〇〇駅など指定されていても、そことは少し離れた場所でお願いできないかと交渉してくる方もいます。

私の場合ですが、厚意でできる範囲でお応えしていたのですが、急に行けなくなったとキャンセルされたときには、もう移動中だったことがあり、交通費だけがかかってしまったこともあります。

車や電車など、交通費は発生する場合は自己負担となります。

引き渡しの場所は自分がお金をかけずに行ける、よく知っている、行きやすい場所がおすすめです。

指定場所に合わせてくれる人を希望する場合


詳細な場所を公開で記載する必要はありませんが、
「取りに来ていただける方に」
「〇〇駅近くのコンビニ」
など、その旨もきちんと本文に記載することが大事です。


取引は焦らない



通常は、取引相手が決まれば、他のお問い合わせはお断りします。

もう問い合わせは来ないかもしれないし、さっさと取引してしまいたいという気持ちが沸くかもしれません。

しかし取引の機会を大事にしつつ、
今問い合わせしてきただけが全てではない
という気持ちも大切だと思います。

取引の多くは、円滑な連絡で、スムーズな取引ができ、相手の方にも喜んでもらうことが多いです。

トラブルに煩わされることなく、チャットのやり取りの労力や時間コストをかけずに、こちらの希望する場所と売りたい額で譲ることが上手なジモティーの活用方法だと思います。(執筆者:小柳 結生)

お得で便利なはずの「定期購入」でトラブル続出 国民生活センターに相談された実例から、上手に使う方法を考えました。 

「お得な定期コース」



通販で化粧品やサプリ、健康食品などをインターネットで買う時に「お得な定期コース」を見かけることが増えましたよね。
「あれ? すっごい安い!」
と思ったら定期購入が条件で初回限定価格でがっかりしてしまう人も多いはず。

私もあまりにも安い初回限定価格に心を奪われて、契約しかけたことがあります。

解約できないトラブル


定期購入ということに気付かずに購入してしまい解約できないというトラブルに陥る人も少なくありません。

国民生活センターからも、11月16日に定期購入に関する注意が発表されました。


≪画像元:国民生活センター(pdf)≫


10代の若者から高齢者まで、幅広い年齢層が定期購入でトラブルを抱えているのです。

上手に使えば問題ない


今やだれでも知っている大手企業でも定期購入を取り入れている時代。

すべての定期購入を避けてしまっては、お得に買い物ができませんよね。

そこで、国民生活センターに寄せられた定期購入のトラブル例をご紹介するとともに、上手な定期購入との付き合い方をまとめました。


定期購入って何?

定期購入とは、あらかじめ決めておいた間隔と回数、商品が届き続ける仕組みの購入方法です。

通常であれば、化粧品を注文したら注文後に1回だけ届いて、その後使い切ったらもう一度自分で注文します。

ところが、定期購入の場合は1度購入すると、決められた回数を消化するまでずっと届き続けます。
月に1度の定期購入で購入した場合は毎月1日に商品が届き続ける
とうような仕組みです。

トラブルの原因1 しばり


解約したいと思っても「3回以上継続」などの回数縛りがある場合が多く、好きなタイミングで解約ができないこともあります。

「じゃあなんでそんな面倒くさい定期購入なんて契約するの?」と思うかもしれませんが、定期購入には
「低購入限定初回お試し価格」
「送料無料」
「通常価格よりも○○%お得」
などの甘い蜜が用意されているのです。

トラブルの原因2 わかりづらい




定期購入かどうかがわかりづらい作りのサイトも少なくありません

知らず知らずのうちの定期購入で契約してしまう人が続出しているのです。


国民生活センターに寄せられた定期購入トラブル

実際に起きた定期購入トラブルを簡単にご紹介します。

お試しのつもりで申し込んだけど定期購入が条件だった


・ ダイエット青汁をお試しのつもりで注文したら2回目が届き、定期購入契約であったと初めて知った。電話をすると4回の定期購入だと言われた(40代女性)

・ 男性用化粧品セットが500円だったので購入したら定期購入だった。2回目以降は8,000円で自分は高校生だから支払えない(10代男性)

・ 定期購入と知らずに500円のサプリを注文したら、2度目が届いた。

飲んだら全身に湿疹がでたのでやめたいと連絡したら「通常価格と定期購入価格の2回分の差額1万6,500円を支払わなければ解約できない」と言われた。(40代女性)

解約したいけど電話がつながらない


定期購入とわかっていて、購入したが使うとチクチクと刺激を感じるので解約しようと思った。

ホームページに掲載されている解約条件に合致していたため、解約の電話をしても全くつながらない。メールをしても無視される。(30代女性)

参照:国民生活センター「お試し」のつもりが「定期購入」に!?第2弾(pdf)


グラフでみるトラブルの状況

多くの人が定期購入と知らずに購入して、後から解約できないという落とし穴に陥っています。

国民生活センターに寄せられた相談から、トラブルの状況をグラフにしてみました。

1. 定期購入に関する相談件数




定期購入の増加とともに、定期購入で困っている人も急増しています。

2. 相談者の男女比




2011年から2017年10月31日までに相談した人の性別は男性が20.5%、女性が79.5%、と圧倒的に女性の割合が多くなっています。

3. 相談した女性の年齢層




なんと、びっくりすることに60代以上よりも30歳から50代が半数を占めているのです。

確かに、女性は30代を過ぎると急にお肌や体力の衰えを感じて、スキンケアやサプリなどのケアを真剣に検討します。

私も何度、美白化粧水を注文しかけたことか…。

30代から50代の女性は、特に気を付けましょう。

4. 2016年度に寄せられた相談の内訳




効果がなかったというものや健康被害があったものを抜いて「連絡が取れなかった」という相談が多いことが分かります。

多くの人が、解約したくてもできなくて困っているということです。


定期購入で泣き寝入りしないための3つの自己防衛策

定期購入トラブルに遭わないために、3つの自己防衛策をご紹介します。

1. 定期購入かどうかを見分ける


定期購入は今や、購入方法の1つとして定着しつつあります。

通信販売で何かを買う時は
「定期購入では?」
と疑いながら購入を検討しましょう。

多くのサイトが「定期コース」と明記するようにはなっているものの、いまだにびっくりするくらい小さな字で「※こちらは定期コース」などと書いてあるサイトもあります

定期購入サイトでよく使われているワード

このワードが出てきたら「定期購入かも」と疑ってみましょう。

・初回限定価格

・初回限定お試し価格

・安心お届け便

・定期便お試し価格

2. 回数縛りの有無を確認


定期購入とわかって購入する場合、大切なのは回数縛りです。

多くの定期購入が、回数縛り制度を導入していて「2回以上継続したら解約できます」などと定めています。

「定期購入〇回縛りあり」とか「3回届いたら解約できます」とは大きく書いてないので、自分で回数縛りの有無を探す必要があります

私が、数十個の通販サイトを確認したところ、ほとんどが定期購入ボタンをおした後に回数縛りについて触れていました

そこにもない場合はサイトの一番下の「特定商取引に関する法律に基づく表示」というページに書かれている場合もあります。

回数縛りが5回以上などと、長く設定されている場合は「本当にそんなに使うかな」と自問自答して慎重に検討しましょう。

3. 本当に解約できるかどうか電話で確認




先ほどの国民生活センターに寄せられた相談の中でも一番多かったのが「連絡不能」でした。

解約用の電話番号に電話をかけてもつながらず解約したくてもできない、というトラブルが続出しています。

超大手企業以外は、契約する前に解約用の電話番号に電話をしてみましょう。

何回電話をしても話し中だったり誰も出なかったりするようであれば、トラブル例のように解約できない可能性があります。

本当に大人気で電話が混みあっているだけというケースも考えられますが、大人気で電話が混みあってつながらないのであれば解約できないので同じことです。

ちゃんと電話に出たら
「公式サイトで購入を検討しているけど解約方法を知りたい」
と正直に言えば、より分かりやすく説明してもらえるはずです。

そこで、解約をすすめないようなトークが繰り広げられるようだったら、購入は避けた方が無難です。

解約するときに、あの手この手で阻止しようとする可能性があります。


メリットとデメリットを知るとトラブルも減る

定期購入について、トラブル事例をいくつがあげました。

多くの場合は商品を購入する際に、一度確認するとトラブルを回避できます。

メリット


・ 在庫切れの心配がない

・ 注文する手間が省ける

・ 通常購入よりも安い

・ 送料無料になる場合が多い

・ 初回限定価格が激安

デメリット


・ 回数縛りがある場合は、気に入らなくても使わなければならない

・ 解約手続きが面倒

・ 解約できないなどのトラブルに遭う可能性がある

本当に使い続けるつもりあれば、お得に購入ができる仕組みです。

定期購入を決めたら、「回数縛りの有無」や「解約できるかどうか」を自分で確認するようにしましょう。(執筆者:平林 亮子)