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S&P500かVTIへの積立投資はどちらが正解?迷わず積立しておくくらいでよい

人生100年時代と言われ、私たちの寿命は100年くらいになると予想されています。 そのため、資産をどう長持ちさせるかという観点が必要ですね。 労働収入、年金収入だけでは不足が出てくるからです。 最も手軽なのが積立投資です […]

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現在の運用益を大公開!・・・下落相場でやるべきこと

我が家は資産運用の一環として長期の積立投資をしています。最初に積立をはじめたのが2013年です。 今年で積立投資をはじめて5年になりますが、最初の頃は知識も経験もなく右往左往していましたが、ここ数年は自分なりに納得のいく...

【読者の質問に回答】実績がない投資信託の分析方法を教えてください。

マネーの達人LINEより質問(抜粋)


≪LINE@もあります。お気軽に質問してください≫


来年から積立NISAを始めてみようと思っており、先日SBI証券で口座の開設手続きを実施し情報を集めてます。

個人的には下記の2点が気になってます。

・楽天・全世界株式インデックス・ファンド

・楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天のインデックスファンドは実績がなさそうだけど、内容を見ると良さそうに見えます

どうなんでしょうか?


投資信託を選ぶときの大きなポイント

投資信託を選ぶときの判断基準についてはいくつかありますが、中でも大きなポイントは下記の4つかと思われます。

1. 投資対象… 国内株式、海外株式、債券など

2. 投資方針… 指数に連動した運用を目指すインデックス型、指数を上回ることを目標とするアクティブ型など

3. 実績… 過去の運用実績

4. コスト… 購入手数料、信託報酬など




楽天・全世界株式インデックス・ファンド

上記の基準に従い、楽天・全世界株式インデックス・ファンドについて分析します。

1. 投資対象


全世界の株式が投資対象です。米国・欧州・日本などのほか、中国やインドといった新興国の株式へも投資します。

大型株だけでなく中小型株も投資対象となるのが特徴です。

2. 投資方針


インデックス型のファンドで、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標としています。

実際の投資対象はこの指数に連動した「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」です。

3. 実績


この投資信託自体は2017年9月29日に設定されたばかりで、参考にできるほどの過去の実績はありません。

しかしインデックス型の場合は、連動を目標とする指数や実際に投資しているETFの推移を過去の実績として考えることもできます

ETFの状況は下記で確認できます。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

≪画像元:Bloomberg


過去1年間の平均リターンは約24%、3年間では約8%、5年では約11%です。

モーニングスターの検索を利用し、同様の投資信託のリターンを見てみました。
検索条件:「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジ無)」、「インデックス・ファンドのみ」
該当投資信託:6件
過去3年の平均リターン:約7~9%
過去5年の平均リターン:約17~20%
過去3年でみれば、楽天の投資信託が実際に投資しているETFも同様の結果ですが、5年でみると他社の投資信託の方が、10%前後リターンが大きいという状況です。

ただし、他の投資信託は世界のすべての株を対象とするのではなく、設定した「テーマ」に沿って投資対象が絞られています。

分散性という点では楽天の方が優れていますし、リターンから判断すれば他社の方が優れているといえます。

4. コスト

購入手数料:なし(ノーロード)
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.2396%
上記のモーニングスターでの検索結果から見ると、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が最も低コストでした。


楽天・全米株式インデックス・ファンド

上記の基準に従い、楽天・全米株式インデックス・ファンドについて分析します。

1. 投資対象


米国の大型・中型・小型株を投資対象としています。こちらのファンドも小型株まで含まれているという点が大きな特徴です。

2. 投資方針


インデックス型のファンドで、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標としています。

実際の投資対象はこの指数に連動した「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」です。

3. 実績


こちらの投資信託も実績はありませんが、ETFの推移から過去の状況を知ることができます。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ドルベース)

≪画像元:Bloomberg


過去1年間の平均リターンは約24%、3年間では約10%、5年間では約15%です。

こちらもモーニングスターで検索してみました。
検索条件:「国際株式・北米(為替ヘッジ無)」、「インデックス・ファンドのみ」
該当投資信託:20件
過去3年の平均リターン:約9~14%
過去5年の平均リターン:約22%
過去3年で見れば似たようなリターンですが、5年で見ると他社の方が、10%強リターンが大きいという結果です。

ただ北米株に絞った投資信託はまだ年数の浅いものが多く、5年のリターンが示されているものは1件のみ(SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスF)でした。

4. コスト

購入手数料:なし(ノーロード)
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.1696%
他の20件の投資信託の中で、やはりこちらが一番低コストでした。


どう判断するか

この2つの投資信託には共通する大きな特徴が2つあります。

共通点1 大型株・中型株のほかに小型株も投資対象としている


同様の投資信託を見ても、大型株から小型株までを投資対象としたものは見られませんでした。分散性を重視されるなら非常に魅力の高い投資信託と言えます。

共通点2 コストが非常に低い点


いずれも購入手数料はありません。

毎月積み立てるということは、毎月購入するということなので、購入手数料がないというのは大きな魅力です。

また売却時に差し引かれる「信託財産留保額」もありません。信託報酬は他の投資信託に比べて非常に低く、投資家にとって大きなメリットです。

単純に考えて、年間10%のリターンを出しても、信託報酬で年間2%かかっていたとすれば、実質のリターンは8%となってしまいます。

ここからは個人的な見解です




今回の2つの投資信託は、積み立てをする投資信託として非常に魅力を感じました

私は積み立てをする投資信託で、
年間5%のリターンが出れば「超ラッキー」
と考えています。

預貯金より効率よく、今加入している子どもの学資保険よりリターンがよければもう十分すぎるほどです。

用途の決まっている資金の場合は、大きなリターンを求めるより、とにかく変動リスクを減らして運用することが重要と考えます。

そういう点では、特に「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は希望に沿った投資信託だと思いました。

最終的には、読者様がご自身の資金の性質などを踏まえてご判断されることにはなると思いますが、参考にしていただけましたら幸いです。(執筆者:高橋 珠実)

「インデックスに負けているアクティブ型投信は多い」は本当か? 実際に検証してみました

「アクティブ型の投資信託の多くはインデックスに負けている」という声をよく聞きますが、本当でしょうか?

アクティブ型がインデックスに負ける理由として、コスト(信託報酬)が高いという点がよく言われます。中長期ではこのコストが効くので負けてしまうということです。

確かにこの点だけを考えるとその通りでしょう。

しかし私には、「市場は効率的である」という現代ポートフォオ理論や国際分散投資にスタンスを置いている方々が、「ETF等を用いていかにコストを下げて分散投資をするかが重要」と主張する根拠の1つとして用いているように見えています。

この「アクティブ型は中長期ではインデックスに勝てない」は半ば常識のようにも思われていますが、本当でしょうか?

鵜呑みせず、実際に検証してみましょう。



【検証】 アクティブ VS インデックス

楽天証券のスーパーサーチにおいて、「国内株式」、「運用年数3年以上」で検索し、アクティブ型の中でTOPIXをベンチマーク、もしくは参考指数としている純資産額上位10位の投資信託と、インデックス型のTOPIXを対象にした投信である「eMAXIS TOPIXインデックス」、配当込みTOPIXを比較してみました。

アクティブ型の信託報酬の平均は1.535%、インデックス型の「eMAXIS TOPIXインデックス」は0.432%なので、1年あたり1.103%の差になります。

単純計算で3年で3.309%、10年で11.03%の差となるので、この差が効いてくることは否めないでしょう。

では、実際のパフォーマンスはどのようになっているのでしょうか? 2017年9月末時点における、直近3年間と設定来の勝敗の結果は、次のようになりました。

(1) 直近3年間(2014年10月~2017年9月)




(2) 設定来(各ファンドの設定来~2017年9月)



(出所:楽天証券スーパーサーチ、各ファンドの月次レポート、日本取引所グループ 統計情報より筆者が独自作成)


直近3年間で比較すると、アクティブ型投信はインデックス(TOPIX(配当込))に対して5勝5敗ですが、高い運用コストがかかっているにも関わらず、パフォーマンスは平均で5.2%上回っています

インデックス型投信の「eMAXIS TOPIXインデックス」と比較すると、6.9%上回っています。設定来で比較すると、7勝3敗で勝ち越しています。

ファンドによって設定された時期が違うので一概に比較することはできませんが、設定来のパフォーマンスは平均でインデックス(TOPIX(配当込))を83.5%上回っています。

この結果について、皆さまはどのように思われますか?


アクティブとインデックス、あなたはどちら派?

アクティブ型投信もそれぞれですが、ウォーレンバフェット氏がいるように、運用力が卓越している運用者は実際にいます。

一方で、すべてのアクティブ型投信のパフォーマンスが良好ということではありませんので、インデックス型投信を志向するのも良いでしょう。

ただし、インデックス型投信はどんなにコストを抑えようが多少はかかるので、その分、インデックス以下(市場平均-コスト)となります。インデックス型投信で運用をするのであれば、この点の割り切りが必要です。

あなたはアクティブ、インデックス、どちら派ですか?(執筆者:白石 定之)

外国人投資家の買いに乗れ!インデックス投資で利益を上げるためのコツ

総選挙を与党大勝で終え、記録的な上昇を遂げる日経平均株価。ファンダメンタルズも良好で、今後も安定成長が見込まれます。

直近で発表された米7-9月期のGDP速報値は前期に引き続き3%台をキープ。外部環境も良好で、先進国のインデックス投資にはチャンスが訪れています。

今号では、インデックス投資で利益を上げるためのヒントをみなさまとシェアできればと思います。


投資部門別売買動向に注目。海外勢の資金フローが重要


日経225ファンドやTOPIX連動、あるいはJPX400連動ファンド。インデックスファンドには様々な種類があります。

これらに代表される日本のインデックスの値動きは、海外勢の資金フローに非常に大きく左右されるのです。

よって、海外勢の資金フローを読み切れなければインデックスファンドで大きく勝つことは難しいのです。

では、どのように海外勢の資金フローを読み解けばよいのでしょうか?

結論から言うと、投資部門別売買動向を参照します。投資部門別売買動向は東証のホームページや投資情報サイトで簡単に確認することができます。


直近の投資部門別売買動向を確認。海外勢の買いが買いシグナル


ここからは、直近の海外勢の売買動向を確認してみましょう。

26日に発表された10月第3週の日本株買い越し額は4,452億円。4週連続の買い越しになりました。

10月に入ってからの推移を確認しても、6,575億円、4,593億円と大幅な買い越し。まさに、海外勢が買い越したタイミングは、日経平均が上昇トレンド入りしたタイミングと合致します

もちろん、投資信託の5週連続買い越しや、信託銀行の買い越し等も各種インデックスの上昇には貢献しています。

しかし、過去の動向や買い越し額のインパクトを見ても、海外勢の動向が最も重要と言えるでしょう。


海外勢とは相反する動きをする傾向にある個人の動向


結論から言うと、海外勢と個人は相反する投資行動をとることが多いと言えます。

あくまで私感ですが、海外勢は個人投資家が不安を覚える、値下がり局面で買い上がる傾向にある。

一方で、個人投資家は、相場が落ち着き、安心感のある上昇局面で買いを入れます。

基本的に、海外勢は高値圏では売り方に回ります。よって、個人が買い方に回る上昇局面のクライマックスは、個人の買いを海外勢の売りが吸収してしまうのです

この個人の投資行動こそが、インデックス投資で勝てない最大の理由です。

上述したように、海外勢の買いがインデックス投資における買い場です。言い方を変えれば、個人が売り始めたときも買い場と言えます。

インデックス投資を考える方は参考にしてみてください。(執筆者:徳田 陽太)